昨日、大阪市鶴見区にある保育園に面接に行ってきました。一通りお話をさせて頂いた後、園長先生から、「それでいつから働きにきてくれるの?」とたずねられました。「それは採用決定ということでしょうか?」と確認してみたところ、「そうだけど、あなた来てくれるのよね?。」とのこと。正直即決頂いたのは非常にありがたいのですが、そんなに焦って採用するというのには何かありそうだし、園長先生の押しというか迫力がすごくて、私にとって少し苦手なタイプなのです。その場はお茶を濁そうと「家族とも相談して後日正式にお返事致します。」と伝えましたが、そこからの園長先生の説得がまたすごいものでした。やはり、懸念を抱えたまま、働くのも嫌なので、正式にお断りしようと思っていますが、ちゃんと断れるか不安です。どのようにすれば、ちゃんと断ることができるのでしょうか?

すでに熟考された上で、採用辞退を決定されたのであれば、しっかりとお断りしないといけないですね。

これが、まだ検討の余地があるということであれば、もう一度園長先生や周りの方など広く意見を聞いてみて、再考されてもいいと思います。その場合であっても、自らの判断を大事にし、押し切られることがないようにして下さいね。

今回のような面接後の判断だけではなく、色々な場面で人の意見を参考にしながら、ご自身が決定しないといけない場面が多々訪れます。

意見を言う方は、あなたのこと以上に自分自身の利益を考えて、あなたを誘導しようとしている場合もあるでしょう。それが一概に参考にする値打ちのない意見とは、言えませんが(他者の身勝手であなたのことを一切考慮しない選択が、結果的にあなたの利益にもつながることは、よくあることです)、自分にとってこのましいのかどうかは、結局あなた自身で判断しないといけないのですね。

 

本題に戻りますが、断るためには、どうすれば良いのか?

これは、強圧的に・断りにくい状況を作り出されても、平常心を失わずしっかり拒否の姿勢を貫くことに限ります。

押し切られる方に多い傾向として

「こんなうるさい状況からは、はやく抜け出したい。」

「断ったら、相手に悪いのではないだろうか」

「これだけ、熱心に説得してくれているのに、それを無にするような選択は、間違っているのではないだとうか」

と自分本位の決定から疑問を持つタイプが見られます。

 

どれだけ煩わしくとも、断るあなたは酷いと思われようとも、決断を曲げないようにしてください。

 

それでも押し切られるのではないだろうか、と不安が残る方は、対面や電話で断るのではなく、お手紙で丁重にお断りすることをお勧め致します。

 

保育士業界では地域によって、面接まで行ったら求職者側から断る権利はない、と受け止められているところもありますが、面接はあくまで、双方ともに希望する権利も、断る権利も持っています。しっかり聞いて決断を下さす。

この姿勢をしっかり守っていきましょう。

<関連FAQ>

面接は1つずつ受ける派?複数同時応募派?保育園の採用面接応募マナー|セーフとアウトの境界線

 

求人を検索してみる

無料の転職支援”転職サポート”に問合せる