次年度に今働いている保育園を辞めて、違う保育園に転職を考えている大阪市在住の保育士です。転職にあたり、まずはスマホで保育士の求人を探していますが、余りにたくさんあり過ぎて、選ぶことができません。どのようにすれば自分に最適な保育士の募集に巡り合うことができるのでしょうか?

保育士求人は、本当に膨大にあるのか?

確かに、今googleで「保育士 求人」のキーワードで検索をしてみますと、1,250,000件のサイトがヒットしました。それに加え1,250,000件のサイトのひとつずつに大量の求人が紐づいていることを考えれば、人間の手に負える代物ではありませんね。

 

当社においても保育士さんに面談の際、アンケートの協力をお願いしておりまして、普段どのようなキーワードで保育士の求人や保育士の募集を見つけているのかを確認していますが、結構みなさま大雑把に検索されていることが、多い印象です。

 

間違った検索キーワード選定が、あなたを求人の大海原に誘う

 

一例を上げれば「保育士 求人 大阪」や「保育園 募集 兵庫」など、さらには「保育士 正社員」という強者まで多数見かけたりします。

少し考えてみて頂きたいのですが、保育士で大阪での勤務で、その他の条件が合致していれば、どこでも通います?豊中市にお住いの方、泉南市にわざわざ働きに行きますか?保育士で正社員雇用であれば、ほんとうにどこの保育園でも検討材料に入るのでしょうか?

 

ほとんどの方は、「No」だと思います。そうです、検索キーワードが自分の適性に沿って選択されていないため、抽出不要な募集や求人サイトまで、検索結果に表示されてしまっているのです。その求人の海の中に翻弄され、どちらに進むべきか分からなくなっているのが、現在の状態ではないでしょうか?

 

適切な検索キーワード事例

 

まずは、検索キーワードを、自分が働くにあたって譲れない条件で設定してみるのが、おススメです。

 

定番は職種(or保育園の形態)×求人×地域×雇用形態×+α

 

保育士×大阪市生野区×正社員×固定時間勤務

院内保育×堺市堺区×パート×土日祝完全休み

認定こども園×神戸市灘区×オープニング

 

特に地域は、まずは限界まで絞って検索してみて、ぱっとしないようであれば、少し大きなエリアに変更してみるという方が、手間が少なくてベターだと思います。

 

そのように検索キーワードで工夫をしても、まだ大量のサイトが表示されることだと思います。

 

信頼できる保育士求人サイトの見分け方

 

ではその多数の保育士求人サイトの中から、どこを利用するのがベターなのかと言いますと、私のおすすめは、下記の5点に注目することだと考えています。

(1)求人案件が釣り広告ではないか

(2)自分の転職したいエリアを専門として取り扱っているか

(3)保育士に特化した求人サイトか

(4)募集要項以外の情報が適度に掲載されているか

(5)保育士目線に立った情報収集をしているか

 (1)「求人案件が釣り広告ではないか

これを見分けるためには、サイトに入り求人一覧から個別求人の検索を行い、最後の方のページを見てみましょう。

そこに明らかに存在しない保育園の募集ばかりが、羅列されていたり、他サイトの情報を転載しているような求人サイトは、気を付けた方が良いでしょう。なぜなら、保育園に実際に出向かず、簡易な方法で求人情報やページだけを大量に作り、SEO対策で検索上位を取り、単に応募者の情報を保育園に垂れ流すだけの業者の可能性が高くなります。そのような業者は、個別の保育園の事情や、保育士の希望など意に介さず、マッチングしていきますので、振り回されるだけで終わるケースも多いと聞きます。

 

(2)自分の転職したいエリアを専門として取り扱っているか

やはり、自分で見てきた・話を聞いてきた求人を取り扱っているのかどうかは、情報提供力に大きな差を生み出してしまいます。自分が転職するエリアの求人をたくさんかつ情報濃度の高い募集を扱っているところで探す方が、効率的だと思います。

 

(3)保育士に特化した求人サイトか

専門サイトよりも総合サイトの方が良い所も当然ありますが、保育士で転職することを決めておられるなら、絶対保育士に特化した求人サイトを利用すべきでしょう。やはり求人作成する際のヒアリング力が全く違いますので、かゆいところに手が届くような情報提供が可能だと考えます。

 

(4)募集要項以外の情報が適度に掲載されているか

給料だけで人は動くものではありません。当然勤務時間などが情報として希薄な求人は論外だと思いますが、それ以外にも保育方針や働く職員さんたちの様子、職場環境は気になるもの、知りたいことが、しっかり情報提供できているサイトがベターだと思います。しかしあまりにも情報過多になってしまうと、視認性に書けますので、簡潔に知りたいことがまとまっていることが大事ではないでしょうか。

 

(5)保育士目線に立った情報収集をしているか

保育園にとって、いい所ばかりを誇大に吹聴している保育士求人もよく見受けられます。入職してから、こんなはずじゃなかったにつながる情報提供だと思いますので、しっかりと転職を考えている保育士の立場に立って情報収集できているか、ここは非常に重要です。

 

以上5点について求人サイトを見極めてみて、これだというサイトを選んでから、求人検索をするのが、ベストチョイスですね。

 

求人サイトよりも、もっと効率的・効果的な最適保育士求人の見つけ方

 

それ他、より良い保育士求人に巡り合うためには、地域の保育園の求人情報を網羅的に取り扱っている転職エージェントを活用することも、おススメです。ほとんどが完全無料で利用できますので、情報収集だけでも利用してみてはいかがでしょうか。

<関連FAQ>

誰よりも爆速で保育士のオープニング求人を見つける方法

 

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