グループ面接で答えが被ってしまった時の対応

この間、保育園に転職面接を受けに行ってきました。
私以外にあと2名の保育士さんも、面接を受けに来られていて、集団面接いわゆるグループ面接というものを始めて体験しました。
着席した座席の関係上、園長先生からの質問に答える順番が、私が最後になってしまいました。そこで困ったのは、自分が答えようとしていた内容を前の二人のどちらかが、先に答えてしまうということが何度かあったことです。
こういった場合、瞬時に違った答えを考えた方が良かったのでしょうか?それとも「先ほどの方と同じですが、私も○○です」というように、同じ内容を答えた方が良かったのでしょうか?

集団面接・グループ面接だけでなく、自分の意見を別の方が先に述べる場面は、多かれ少なかれ、みなさん学生の頃から経験されてこられたことでしょう。

 

質問に対する解答の選択肢が、少なければ少ないだけ、そのような事態が多発することと思います。

 

そのような場面では、どのように対処すれば良いのか?

 

結論から申し上げれば、先に言われてしまっても、それが自分の考えであれば、同じ答えをした方が良いでしょう。

先に言われたからと言って、急に違う答えを考えても、なかなか思いつかないということもあるでしょうし、本心から思っていない答えに力を込めることはできません。

焦るあまり的外れな答えを述べてしまう懸念もあります。

 

そのようなリスクを犯すよりは、素直に思ったまま、感じたままの答を述べた方が、自然ですし、自信をもって答えることにより、答えに力が籠るメリットが生まれます。

 

しかし、先に答えた方と、単に同じ返答をしてしまうと、それが度重なれば、ちゃんと考えてるのだろうか?と猜疑心を持たれてしまう恐れがあります。

 

そこで気を付けたいのが、答えは一緒であっても、あなた独自のスパイスをきかせることが重要だということです。

 

では、そのスパイスのきかせ方ですが、難しく考えず、その答えに至った経験、エピソード、考えを盛り込むことです。

答えは一緒であっても、あなたの経験、エピソード、考えは、絶対的にユニークなものです。

それを付加することで、内容は一緒であっても、差別化された答えになるものです。