18年間のブランクを経て正職員として保育士に復帰

ブランクが長くて保育士として勤まるのか不安!でも正職で固定時間で平日のみ働きたい!給料は22万円以上でね!そんな保育士が転職に成功するまでの、悪戦苦闘と転職支援方法をお伝えします。

 転職活動中の保育士さんは、参考になさってみねください!

保育士として復帰するきっかけ

 

短大を卒業した後、認可保育園で保育士として5年のキャリアを積んでこられた白石さん(仮名)。

彼女は、25歳で第一子を出産し、現在2児のお母さんです。第一子出産を機に専業主婦として家庭に入られました。

育児の手が離れ、老後の家計の心配が芽生え始めた頃、高校生の娘さんから進学先として保育士養成課程のある短大に行きたいという相談を受けたことをきっかけにして、自身も保育士として現場復帰することを決意されました。

 

 ブランクが長い保育士の希望条件

 

白石さんが、再就職活動をする時に決定された主な基準は以下のようなものでした。

①ブランクの長い保育士への支援制度

②正職員として入職

③月収22万円程度

④月~金曜日の出勤で、行事以外の土日は休み

⑤残業月に25時間未満

⑥シフト制出勤ではなく、9時ごろからの固定時間での出勤

 

転職の壁

情報収集の困難

白石さんが、転職に成功された現在からその当時のことを振り返っておっしゃるには、転職活動において一番大変だと思ったことは、情報収集の難しさとのことでした。

新卒の時には、地域のほとんどの園を網羅した求人票があり、その保育園の実情や詳細な情報を伺う先輩や職員の方、実習に行ってきた友達がたくさんいました。

しかし転職活動となると、求人は求人サイトやフリーペーパーなどたくさんみることができるものの、上に挙げた条件にかなった求人なのかどうかは、特定できません。

そうであるからと言って、全てに面接に行くわけにもいかず、どうすれば効率的に自分の希望に沿った求人を見つけることができるのか、と思い悩んだりもされたようです。

 面接を通過できない

 

しかし悩んでばかりでは、何も進まないと思いはじめ、いくつかの気になる求人に応募し、面接にも行かれたようです。しかし、自分の希望を伝えた途端、明らかに園長先生のトーンがダウンしていくのが分かったようです。中には、契約社員であれば、その他の希望は考慮するよと、おしゃって頂いた園などもあったようですが、軒並み不採用となったようです。

動いたものの直ぐに壁に直面してしまい、心が折れそうになった時に、インターネット検索から当サイトの保育士転職サポートに出会って頂けました。

 

カウンセリングによる希望条件の整理

初めての面談でたくさんのお話をお伺いしましたが、まず必要だと思った転職先として挙げられた基準の整理から着手しました。

彼女が提示した6つの希望が、彼女の仕事観やワークライフバランスから芽生えた抜き差しならないものなのか、彼女の誤解や今までの経験則から引きずられて出てきたものなのかを選別していきました。

 

根源的な希望条件

 

その結果、以下の4つの希望を彼女のライフデザインの根源的な希望として、再就職を進めて行くことにしました。それは・・・

・正職員として入職

・月収22万円程度

・月~金曜日の出勤で、行事以外の土日は休み

・残業月に25時間未満

の4つです。

 

他の支援で代替可能な希望条件

 

残された2つの希望は以下のように進めていくことを提案し、白石さんからも納得頂きました。

 

<ブランクの長い保育士への支援制度>

 

園独自のリソースで再就職支援制度を作られているところは稀です。

しかし待機児童問題から地方自治体で無料で行われる講座や研修会もたくさん存在しますし、当社においても独自の研修制度をご用意していますので、現在の白石さんに必要な知識・技術は何かを特定し、その補完をどのリソースを活用していくのかを計画立てて進めていくことにし、転職先となる保育園に求めるものとしては、ブランク保育士を温かく受け入れて頂く環境だけということにしました。

 

 

<シフト制出勤ではなく、9時頃からの固定時間での出勤>

 

白石さんが固定時間での勤務を希望した背景には、中学生の娘さんの存在がありました。

クラブ活動の朝練などもあり、家からの送り出しにもまだまだ支援が必要な状況でもあること、また普段の弁当作りにも手がかかる状況で、朝早くからの出勤は無理と判断されました。

しかし、正社員で進めていく中で、固定時間の勤務が可能な転職先を選択すると、院内保育や企業内保育など、少し選択肢が狭まること、また非常に人気の高い求人でもあることから、希望収入の確保が困難になったりすることや、選考漏れなどのリスクが高まることによる、転職活動期間の長期化が予想されること等をお示しさせて頂きました。

その上で対案として、固定時間で勤務する期間を中学生の娘さんの卒業までと期間を限定し、それ以降は他の保育士さん同様に、シフト勤務をすることを前提で正社員雇用をしてもらうことを提案致しました。

白石さんとしても、託児所的な子どもたちへの関わりではなく、1年間の様々な行事を通して育まれる子どもたちの成長にコミットしていきたいという強い希望があり、私がお示しさせて頂いた対案をお受入れ、転職活動を進めていくこととなりました。

 

非公開求人がたくさん生み出される理由

 

インターネットやフリーペーパーでは出合えない求人

白石さんの転職先のイメージをより具体的に共有することで、ご提案する保育園が絞り込まれ、幾つかの園を白石さんにご紹介させて頂きました。

その求人票と補足説明を白石さんにしていると、次第に白石さんが不思議そうな表情をされるようになったのが印象的でした。

そこで「何か気にかかることがございましたか?」とお声をかけさせて頂いたところ、「インターネットや求人誌をかなり詳細に見てきましたけれど、このように私の希望に沿った求人は、とんと見かけませんでした。

これらは本当に実在する求人なのでしょうか?」と質問を受けました。

 

転職エージェントに非公開求人がたくさん存在する仕組み

白石さんに限らず、求職者の方々は、求人というものは必ず店舗に張り出されていたり、ハローワークで掲載されたり、フリーペーパー・新聞折込・ポスティング・求人サイトに掲載されているものと思われています。

しかし大半の企業・保育園は、そこまで具体的な行動を起こさなくても、人材の必要性を感じておられるところがほとんどなのです。

つまり私たちが簡単に取得できる求人は、全体のごく一部であり、潜在的な求人がほとんどだということです。

その潜在的な求人に対して私たちがアプローチすることにより、一般公開されない求人が多数発生します。当社がより多くの求人を抱えているのは、そのような仕組みであるということをお伝えすると、白石さんは晴れやかな表情で納得して頂いたしだいです。

 

転職成功

 

私たちの転職支援を通して白石さんは、当初想定していた勤務エリアより10分程度離れた保育園に転職されることが決定されました。

白石さんの根源的な希望はもとより、その他の詳細な要望でも、かなり親和性が高い求人であったことが動機となり、面接に行くことを決定されました。

私たちとの何度かの面談を通して、白石さんには履歴書や面接指導は必要なく、今あるがままで保育園との面接に臨まれるほうが好ましいと判断し、そのことをお伝えした上で面接に行って頂きました。

 

予想通り白石さんのお人柄を園長先生や主任先生は、いたく気に入って頂きました。

本来正職員として転職するにはネックとなる白石さんの本源的な希望も予め私たちからネゴシエーションしていたこともあり、お話がトントン拍子で運び、転職決定となりました。

 

転職してから3年が経ち、新たな保育士さんの紹介でその園を訪れた際、白石さんが笑顔で子どもたちに囲まれている姿を拝見し、私たちの支援が間違っていないことを確信しました。

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