豊中市の保育支援サービス


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豊中市の情報

豊中市は大阪市の中核市です。明治時代、箕面有馬電気軌道、今の阪急電鉄の沿線開発とともに発展し人口を増やしました。大阪・兵庫の3市にまたがる大阪国際空港がある市としても有名です。大阪国際空港を始め、阪急電鉄、北大阪急行電鉄等の鉄道網、、中国自動車道、名神高速道路、阪神高速池田線、新御堂筋をはじめとする幹線道路網があり、大阪の中でも交通の利便性が屈指の場所となっています。都市開発の影響で、インフラ整備がしっかりとなされており、下水道普及率は100%となっています。

豊中市の保育園数は平成29年2月現在で

  • 幼稚園:33園
  • 公立認定こども園26園
  • 民間認定こども園11園
  • 民間保育園32園
  • 家庭的保育事業:7施設
  • 事業所内保育事業:1施設

となっています。

平成28年度の待機児童数は217名、待機率は3.40%。大阪府の他の自治体と比べても特に待機児童数が多い地域となっています。

豊中市の子育て支援・保育

そんな豊中市では、豊中市民の育児を応援する行政サービス情報サイト「とよふぁみ」を運営されています。行政の子育て制度や市内のイベント、育児施設の紹介や相談窓口、特集ページなどが組まれています。

    ≪主な取り組み≫

  • 助産制度
  • 出産育児一時金
  • 子ども医療費の助成
  • 産婦・新生児訪問
  • 両親教室・妊婦教室
  • ブックスタート事業「えほんはじめまして」
  • 子育てサロン
  • とよなか子育て応援団
  • 子育て支援センター

他の市と同様、一通りの子育て支援は揃っているようです。豊中市独自の制作があるかというと、それはちょっと微妙な様子。ただし後述となる「市管理の公園一部に保育所設置」という試みが進んでいる為、待機児童の改善という面では、他の市や自治体とは違った革新的なアプローチで対策が行われています。

保育環境への取り組み

市管理の公園一部に保育所設置

豊中市では、多数の待機児童の解消に向けて新たな取り組みが始まりました。関西圏で初となる試みで、国家戦略特区を利用し「市管理の公園一部に保育所設置」という政策となります。読んで字のごとくですが、市が管理する公園は膨大な敷地があるので、都市部の保育園設立で特にネックとなる用地確保が簡易であり、なおかつ公園内なので管理がしやすく、子ども達の遊び場としてもしっかりと機能するメリットがあります。本来ならば都市公園法により公園内に保育所は整備できないが、特区により規制を緩和し、設立を目指しているそうです。緑あふれる環境の中で、子ども達も保護者も保育士も笑顔が溢れる、そんな対策として機能してくれると良いですね。

豊中市保育士・保育所支援センター

豊中市の保育士・保育所支援センターでは、豊中市に住む、保育士に対して、就職に関する支援を全面的に行なう支援センターです。就職時に関する疑問や、現在の豊中市での保育園情報、資格取得希望者の方などに、実際の保育を体験してもらったり保育の情報提供を行なっています

こういった活動が精力的に行われるのは嬉しいですね!しかも相談に乗ってくれる相談員の方は、だいたいが、ベテランの元保育士さんだったりしますので、不安も相談しやすい上に的確なアドバイスを貰うことができるのが嬉しいですね。

市の管理公園を保育園に!など他とは少し違った柔軟な発想で保育への対策を行っている豊中市。困ったことがあれば保育所支援センターで相談もできるとは有り難いですよね!緑豊かで穏やかな豊中市で働きたい方へ
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豊中市の保育施設

豊中市の保育施設を選抜してご紹介します。

豊中市の保育施設その①
木のぬくもりあふれる、森の小人のおうちのようなかわいい姿をした保育園です。日々の育ちを見守り、かけがえのない存在として尊重する保育を行なわれています。子ども達と同じようにすくすく成長した園庭の夏みかんを収穫して、ジャムにしたり、園庭で大きなミミズを見つけてみんなで大はしゃぎしたり、日々沢山の笑顔を見ることのできる保育園です♪冬には面白い遊びとして、芋ほりごっこをしました!子ども達が室内で遊んでいる間に、保育士の先生が砂場に芋をこっそり埋めておきました。子ども達は「わあ~すごい!さつま芋がでてきたよー!」ととっても喜んで芋ほり遊びをしていました♪
豊中市の保育施設その②
森の横にある、神社の中のこども園です。自然との触れ合いを大切にし、四季を体で感じられる保育を行なっています。子ども達にはなんでもやれる!という自信をつけ、自ら学ぶ力をつけ、みんなと仲良くなれる思いやりのある子に育ってほしいと願っています♪異年齢保育を行なう事もあります。幼児クラスが外で遊んでいると、いつの間にか2歳児クラスの子ども達も混ざって遊んでいたり、可愛らしい姿を見ることができます。発表会の劇の準備や、お話のシナリオ、会場準備、席の片づけなども子ども達が自分たちでやります!主体性のある保育を行なっています。

まとめ

公園内に保育施設を設立するなど、大掛かりな政策が進んでいる豊中市。それだけ待機児童の多さは大きな課題であると言えます。印象としては、子育て政策はそれなりに対応していると感じられますが、待機児童の対策も後手に回っており、保育士への対策もまだまだ少ないように感じました。ただ、移住による人口増加はこれから先も考えられることなので、豊中市も対策を本格的に考えているものかとは思います。今後の取り組みに期待したいものですね!